誹謗中傷・いじめを受けたときの心の対処法
世の中には争いを好む人、争っていることに興味を持つ人、争いを好まない人 がいます。
争いを好まない人が暴言を受けたり、攻撃的な人に敵意を持たれた時心の対処法はどうしたらいいでしょうか?
世界にはたくさんの人が共存しています。
一人一人にはそれぞれ産まれた時から違う環境とそれぞれの考え方があり、それが自分と他者が全く同じとなることはありません。
気の合う人は自分が持っている一部分と共感し、または憧れたり認めたりすることによりお互いの存在を居心地がいいと思える関係になりますね。
SNSが普及しネットリテラシーが低い人と望まずして対峙してしまったり、生きていれば日常生活の中で気の合わない人と同じ時間を過ごさなくてはならない時が必ず訪れます。学校や職場、コミュニティー内でのいじめを受けた経験や今いじめを受けている方もいるかと思います。
そんなときの心の対処法はイメージとしてこう考えてみてはどうでしょうか?
1.客観的に自分と相手の環境を見る
広い海にそれぞれ個人の島を持っているとします。
あなたが違う島の住人と交流をするときは それを 繋ぐ役割をする渡し舟の人 がいる。
渡し舟は現実に置き換えると、日常生活の中の環境や、知り合いの人 としましょう。
それぞれの環境と心の距離を考える
もし違う島の住人が暴言を吐いていたとしても、その島からはあなたの全てが見えるわけではありません。暴言を吐いている島の住人は、あなたの島が自分の島より有利・又は劣勢であると思い込みマウントを飛ばしてきています。
しかしながらその島の住人はあなたのライフスタイルや考え方の全ては見えません。
何故なら自分とは違う環境にいる心が遠くの人だからです。
暴言を吐く島の住人は、その島からしか見えないあなたの一部分に対して『こうではないか?きっとこうであろう、だからこうなんだ』と、確証バイアスによる怒りを勝手に膨らまし自身の感情を荒ぶらせているのです。
相手と第三者の思考も加えて考えてみる
あなたのことを一部分しか知らない遠くの島の住人の暴言やマウントを気にする必要があるでしょうか?
あなたにはあなたの島があり、友好的に貿易や交流をしてくれる島の住人とよりよい関係を築けばそれでいいと思います。
暴言を吐く島と貿易や交流を好んで行う船は減るでしょう。『あの島とは有益な取引が出来ない。あの島から仕入れた商品は島の評判が悪い為買い手の需要が低いから。』
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客観的に考えることは自分の立場も冷静に考えるきっかけに
もしあなたが、暴言を吐く島の住人に反撃をしたらどうでしょうか?
あなたと暴言を吐く島の住人のバトルを見ている渡し舟の人はあなたも『好戦的な島の住人』だと認識してしまい火種が自分に無かったとしても同じ類として取引を減らされてしまう恐れがあります。
遠くの島の住人は自分とは違う人間だが自分もその一部を持っているかもしれないと反面教師にしましょう。
違う環境、違う考え方の島々で個々の暮らしがある。遠くの島の住人は環境や文化や考え方が違うものだと捉えてあなたの島の安寧を一番に考えましょう。