ネットショップ開業 出店者が解説!モール型編

ネットショップ開業 出店者が解説!モール型を比較

今からネットショップを開業しようと考えている方、今ネットショップを既に運営しているけどサイトの引越しや他店舗展開を検討している方へ。法人・個人でネットショップを開業する時参考にしたモール型の情報！実際にECサイト運営をしている目線から初心者にも分かりやすくモール型ネットショップ開業のサービス・費用を徹底比較！

タイプ別ネットショップサービスを知る

まず最初に知っておいて欲しいのが、ネットショップ開業サービスには大きく2つのカテゴリーに別れています。モール型・自社サイトASP型の2タイプに分けられ、それぞれがどんなタイプなのかをまず知っていきましょう。

モール型と自社サイトASP型の比較をまとめた記事はこちら。まずどちらにしようか迷っている方はこの比較から検討してみることをおすすめします！

では前回のまとめから、モール型、自社サイトASP型の特徴をおさらいしましょう。

自社サイトASP型ネットショップの特徴

こちらをわかりやすく例えると、離島の個人商店です。

モール型と比較し固定費を安く抑え、モール内での他店舗との価格競争のリスクが低くなります。また、制約条件が少ないため自由度が高く、個人販売向きとも言えます。

その反面で、商品やサービスを売るためにお客様に発信をしていかなければ折角いい商品やサービスを扱っていてもお客様に自社の存在を気づいて貰えません。

自社サイトASP型の詳細な比較はこちらの記事を参照ください。

モール型ネットショップの特徴

こちらをわかりやすく例えるとイオンモールや、ララポート、百貨店のように複数の店舗の集合体が1つのモールとして成り立っている形をモール型と言います。

モール型のメリットとしては、そのモール自体が集客力を持っている為サーチに強くモールをあげてイベントやSALEなどの催しを行う事で自分の店舗以外を目的として見に来た方にも自分の店舗をアピールするチャンスがあるという点です。

また、自社サイトASP型と比較し、広告力が強い・ネームバリューの安心感やモール経済圏で使用可能なポイントでの囲い込みがあります。

ネットショップ開業はモール型?徹底比較

今回はモール型を検討している方に各サービスの特徴とおすすめポイントをご紹介していきます。

モール型ネットショップの大手サービス、楽天市場・Yahooショッピング・Amazon、この3つのサービスを費用、サービス、オプションの面で比較していきましょう。

低コストショップサービス比較 No.1 ．２．３

モール型ネットショップ開業は自社サイトASP型と比べ毎月の維持費に加え各手数料がかかります。サービスを増やせばその分コストもかさみますが、モール型だからこその強みがそれぞれにあるのでどこに重きをお置いていくかで自社に向いているモールを選んでいきましょう。

ネットショップ開業 モール型低コストショップサービス比較  No.３

ネットショップ開業 モール型低コストショップサービス比較  No.２

 

ネットショップ開業 モール型低コストショップサービス比較   No.１

低コストという面を切り取れば上記の順位になりますが、集客力に焦点を当てると圧倒的に楽天市場が群を抜いています。その分かかるコスト負担も大きくなりますが…。集客力で選ぶのであれば資金力のある企業、法人の方は楽天市場が有力候補です。ただし利益率を加味すると、楽天市場は何かにつけて『利用料』を課せられます。その分の利幅が狭くなるので利益率の低い商材を扱う場合や、3980円送料無料ライン適用により送料負担で利幅が取れなくなる場合はYahooやAmazonがオススメです。

おすすめショップサービス比較 No.1 ．２．３

 

ショップで使用可能なサービスはショップを運営していく上でサポートツールとして重要な役割を果たします。実際にネットショップを運営してきた経験から、これはショップの成長に繋がる！あると便利なサービスだと思う優先度順にランキング付をしてみました。

ネットショップ開業 モール型おすすめショップサービス  No.３

ネットショップ開業 モール型おすすめショップサービス  No.２

ネットショップ開業 モール型おすすめショップサービス  No.１

使用可能なサービス面では楽天市場とYahooの差は僅かでしたが、そのサービスにかかる費用面を加味すると利便性と維持費からYahooを1位に選びました。

店舗が成長するにつれ、もっと集客力を、もっと売上を。という目標値が上がっていきます。それに対応出来るサービス選びが出来るモールを選択すると将来的には力になります。

モール型のオプションを比較

 

ショップで付帯可能なオプションサービスはショップが成長していくにつれ、いずれ欲しいと思うかもしれないオプションサービスです。実際にネットショップを運営してきた経験から、使用可能なオプションを優先度順にランキング付けをしてみました。

ネットショップ開業 モール型オプションサービス比較 No.３

ネットショップ開業 モール型オプションサービス比較  No.２

ネットショップ開業 モール型オプションサービス比較  No.１

オプションサービスの導入は選択が可能です。オプション＝効率化ツール と考えて見ましょう。自社で負担するマンパワーを委託することで本来の業務効率が上がります。が、やはりコスト面との折り合いがつくところで自社の現在の余力との相談が必要です。

余裕があればスマートフォン・PCに対応したアフィリエイトのA8.net や、予約機能付きオンライン接客システム『コネクトさん』 、フォーム作成から問い合わせ対応・顧客管理まで【formrun】 などの外部サービスを導入してみるのもショップを成長させる鍵となります！

ネットショップ開業後コストを抑えて運営

モール型の開業を検討されている方は、先にご覧のとおりコスト負担がある程度かかります。

ネットショップ開業以外にもコストを抑えて運営する方法があります。

ショップサイトの維持以外にも、仕入れコストを抑えるコツや運営方法についても下記の記事で詳しくご紹介しているので良ければご覧下さい。

モール型ネットショップ開業後に効率UPの便利なサービス

 

ネットショップ開業後、商品掲載、お客様対応、発送、経理。この作業をこなすのにかなりの時間を浪費します。

いかに効率よく運営し、売上に直結する事を優先していくかがモール型で他店舗との競争を勝ち抜いてネットショップ開業から成長へ繋げるキーポイントです。

利用可能なサービスで効率がアップするのであれば、検討してみる価値ありです！

 

もしネットショップ運営で作業量が間に合わない、人手が足りない！でも新しく人を雇う余裕もない！というショップさんは決まった仕事を外注すると言う手もあります。

商品画像加工や、商品ページの文章入力、SNS投稿関連など幅広くクラウドソーシングで好きな仕事量・予算で発注をかけることが出来るのが日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」 や、【ランサーズ】日本最大級のお仕事発注サイト！ です。

条件を入力して発注をかけると、募集を見たワーカーさん達が応募をしてくれるので相性の良いワーカーさんと契約をして業務効率アップに繋げていきましょう！

また、開業時自分の個人宅をショップの住所・掲載したくない時は住所のレンタルサービスのバーチャルオフィスもおすすめです！

ネットショップ開業 出店者が解説!モール型  まとめ

モール型でネットショップを開業後、モール内でのライバル店との競争が始まります。いかに上位表示されるか、ユーザーの目に留めて顧客を獲得していくかが課題です。それなりのコストをかけて出店しているからにはそれを最大限利用して自社の成長、商品の知名度を上げるサービス選びを意識する。