購入後のストーリーを追う！新たなリピーター販促販売戦略
ショップの強みは何か。商品、価格、広告力…色々有りますが今回は顧客力【リピーター販促】をテーマに新たな販促の提案！どこの企業も当たり前になってきたSNS販促。SNS販促が飽和状態になったその先にある未来の経営戦略のヒントは顧客心理にあった！
あなたのショップ販促の強みは何ですか？
今、【商品を売る】時にどんな戦略を考えますか？商品の魅力を伝え、価格を訴求し、広告等のタイアップでお客様が購入するまでのプロセスに相当販促に力を注いで販売まで繋げていますね。
では購入後のアフター戦略はどうでしょうか？
購入後の【アフターサービス】と言えば一般的に・返品交換対応・修理対応・お客様サポートといった所でしょうか？
私達は販売から購入までに至る販促プロセスは容易に想像が出来るのに、お客様が購入した後のストーリーについてはあまり想像をしていないのかもしれません。
もし購入する前に購入後の未来が見えたら…
もしサービスを受ける前にサービス後の未来が見れたら…
顧客心理を生かし【認知性不協和】と【パレートの法則】を利用した販促術！未来の経営戦略のヒントをご紹介します。
【認知性不協和】と【認知性協和】
お客様が購入した後に購入した商品やサービスに対して起こる感情や行動に【認知性不協和】というものがあります。具体的に、納得をして購入をした商品やサービスであっても、
・もっと良い商品(サービス)があったのでは？
・この金額はもしかしたら損をしているのでは？
と、その不快感【認知性不協和】を解消するために、購入後に口コミを調べたり価格比較サイトを確認する情報収集行動を行い自分の選択は正しかった【認知性協和】という裏付けをすることで自分の選択した商品やサービスへの満足感が生まれるのです。
パレートの法則
こんな経済理論をご存じでしょうか？
【全体の数値の８割は全体を構成する要素のうちの２割の要素が生み出している】
イタリアの経済学者ビルフレッド・パレートが1880年代の欧州の経済統計を元に『個人の所得額』と『その所得額以上の所得を得ている人の数』との間に見出した法則です。
例えばネット通販店舗に置き換えると、【月商の８割は２割のリピーターが生み出している】という法則です。すなわち、顧客力を強化することが８割の売上を生む。
顧客心理と経済の法則を利用する！
新規顧客を獲得する事も勿論大事ですが【認知性不協和】と【パレートの法則】を利用した販促戦略を意識して、【リピーター販促戦略】で既存顧客の共感力を強固にする事が売上の不安定な波を安定させる事に貢献します。
購入後の顧客のストーリーを追いかけることは【認知性不協和】を抱いている新規見込み客の商品への安心感を生み、関心を更に強め、リピーター顧客のストーリーを生かした販促が新規顧客を呼び込み、呼び込まれた新規顧客が新たなリピーターになるというサイクルです。
『購入後の顧客のストーリーを追いかける。』事はそのサイクルを無限に生み出すリピーター販促戦略となるでしょう。
どんどんと新しいコンテンツマーケティングが生まれ、その波を追うばかりでは二番煎じになり期待値ほどの成長は見込めず肩を落とす事になるかもしれません。SNS戦略が飽和状態になった未来の販売戦略は顧客心理と経済の法則を利用し、『顧客のストーリーを生かしたリピーター販促』を強化する戦略を。
購入後のストーリーを追う！新たなリピーター販売戦略 まとめ
ミニマリストという言葉が流行し、リユースが当たり前になってきた今、過去の販売商品が市場で循環していることを意味しています。購入後の商品やサービスのその後のストーリーはこれから購入するお客様にとってはとても興味深く関心を引くコンテンツです。購入された商品のレビューはだいたい購入後一ヶ月以内の物がほどんどですね、でも食品以外の『物』の寿命はもっと長い！
リピーターさんが体験・経験している商品やサービスとのストーリーを収集し『顧客のストーリーを生かしたリピーター販促』を展開する。という新しい切り口が未来の経営戦略のヒントとなるかもしれません。
リピーター顧客のストーリーを生かす事は商品のストーリーを育て、月商の８割を作ることになります！
未来の可能性は無限大です！ショップも顧客も育て方はあなた次第！
