【楽天RMS】楽天クーポンやポイントアップ企画の販促効果を最大限活用!
市場強者への最短ルート!楽天クーポン&ポイントアップ企画
楽天経済圏には『楽天ポイント』があり、楽天会員のお客様側は、獲得条件に沿ってクーポンやポイントアップの恩恵を受けることができます。獲得したポイントは幅広いサービスで利用でき、ポイントバック率が高い商品ほど購買意欲が上がります。では店舗側の負担はどうなんでしょうか?
商品に設定した割引分商品代金より引かれる為、楽天市場への出店を考えている方や、現在出店していてまだ企画を出したことがない店舗さん向けに費用対効果について解説していきます。
■楽天クーポンやポイントアップの企画種類
A、企画参加費あり、クーポン費用一定額まで楽天負担
B、企画参加費0円、クーポン金額は店舗負担
C、企画参加費0円、ポイントアップ分は店舗負担、特設ページ打ち出し無し
D、ポイントアップ付与分店舗負担+広告費、打ち出し同線あり
このような種類が挙げられますがその企画によって参加費とそのクーポンを配布した時の売上見込み額から利益を予測し参加費を払うだけの価値があるかどうか見極める必要があります。
楽天クーポンやポイントアップ企画によって期待できる効果
企画によって参加費と負担額から、そのクーポンを配布した時の売上見込み額から利益を予測し参加費を払うだけの『価値』があるかどうか見極める必要があります。
『価値』とは、
・楽天ポイントやクーポンを設定した商品そのものが売れる価値
・楽天ポイントやクーポンを設定した商品からの流入で自店舗を知ってもらう価値
・楽天ポイントやクーポンを設定した商品を『入り口商品』として店舗内の商品のセット売上が上がる価値
楽天クーポンやポイントアップ企画の具体例
■例1 店舗条件選択制クーポン企画
■選択制クーポン条件(いずれか1択のみ)
・税込3,000円以上5%OFFクーポン
・税込3,000円以上10%OFFクーポン
・税込3,000円以上20%OFFクーポン
・税込3,000円以上30%OFFクーポン
・税込3,000円以上50%OFFクーポン
企画参加店舗のみ全商品掲載可能な特設サーチもあり
割引率により打ち出しの導線が多少優遇される。
■参加費:無料
■クーポンコスト:店舗負担
■クーポン発行:楽天
■打ち出し・導線:楽天市場トップページ・企画特設ページ
■例2 ユーザー条件型クーポン企画
■クーポン条件
・(決められた購入条件金額)円(税込)以上で~円OFF
・発行上限枚数あり
・参加ショップの全商品対象
・他クーポンとの併用不可
・使用回数制限あり
決められたジャンル店舗で初めて購入し、二度目のリピート購入をされていない楽天会員のお客様に向けたクーポン企画。決められたジャンルで購入したことのある楽天会員のお客様の最大数百万人アプローチ可能。同ジャンル内の多店舗利用のお客様の流入も期待できる。
■参加費:無料
■クーポンコスト:店舗負担
■クーポン発行:楽天
■対象者限定・ジャンル限定
■例3 広域対象の条件型クーポン企画
■クーポン種類
・税込1,500円以上で使える店内全品100円OFFクーポン
・税込3,000円以上で使える店内全品300円OFFクーポン
・税込5,000円以上で使える店内全品500円OFFクーポン
・税込10,000円以上で使える店内全品1,000円OFFクーポン
・税込20,000円以上で使える店内全品2,000円OFFクーポン
・税込7,000円以上で使える店内全品777円OFFクーポン(指定ランク会員限定)
クーポン獲得ページの検索窓から対象商品が検索でき、企画ページに商品掲載はないが対象検索からの流入が期待できる。低価格からの利用が可能なため利用率も高く転換率UPに貢献。各購入金額条件によって割引率が変わる為客単価UPにも貢献。
■対象:通常購入商品
■参加料:無料
■割引コスト:店舗負担
■店舗発行の指定クーポンとの併用可
■例4 ジャンル店舗指定条件型楽天負担クーポン企画
■クーポン条件
・先着~万回限定 (指定条件金額)円以上のお買いもので使える~円Offクーポン
特定ジャンルの楽天SALE企画として対象ジャンル店舗はクーポンコストも全額楽天で参加可能なクーポン企画。店舗負担が一切無いためコストをかけずに転換率アップに貢献。コスパ良し!店舗側で楽天が用意した企画バナーをアピールエリアに設置し訴求。
■対象:特定ジャンル企画対象・参加店舗の商品
■参加料:無料
■割引コスト:楽天負担
企画参加のタイミング
楽天でよく企画されているクーポン企画や割引企画は上記の様な例がローテーションで開催され、上記以外の企画もシーズンや~の日のようなイベントに沿って企画されます。
上記の例に挙げた企画はそれぞれ期間が決められている為、その期間企画を打ち出すための商品の仕込み等も視野に入れておくと良いですね。
大体各企画は開催期間の一ヶ月半前後からイベントページに告知されたり、店舗に企画案内のメールが届きます。メールが届くタイミングが開催日直近の企画なんかもあり、慌てて準備をしなくてはいけないケースもしばしばあるので自ら企画ページを確認することをオススメします。
常時開催のポイント付与広告
■楽天スーパーDEALとは
■楽天スーパーDEAL要点
・店舗別ポイント変倍キャンペーンよりも高い倍率の設定が可能(最大50%)
・広告申し込みから掲載までのスパンが短い(広告審査あり)
・店舗側が決めたスケジュールで開催s可能
・広告用の商品画像やキャッチコピーを入稿
・常設の専用サーチページ、楽天市場お知らせ枠などに表示
・ポイントバック率10%から設定可能
前述の期間型企画とは異なり、楽天市場には『楽天スーパーDEAL』という特設ページが常時設けられています。こちらは商品販売金額より店舗が決めた10%~50%のポイントをユーザーに還元するという仕組みです。
この『楽天スーパーDEAL』は掲載商品が購入された場合、税込商品価格から店舗全額負担のポイントクーポン利用額を控除した金額の10%を広告費として楽天側に支払います。
このスーパーDEAL広告コンセプトは『楽天会員のお客様限定で有名ブランド品や高品質な商品を高いポイントバック率でお得に購入できる』
■広告料:税込商品価格から店舗全額負担のポイントクーポン利用額を控除した金額の10%
■ポイントコスト:店舗負担
■店舗発行の指定クーポンとの併用可
■楽天スーパーDEALは効果測定も出来る
楽天スーパーDEALは楽天RMSのR-Karteで実績をご確認できます。
楽天RMSよりメインメニューのレフトナビ、データ分析『データダウンロード』から遷移可能。
ダウンロードデータからスーパーDEAL実施後に通常商品の分析と比較して効果を検証し、自店舗の企画の改善などに繋げましょう。
・売上件数
・アクセス人数
・転換率
・客単価
・ユニークユーザー数
・購入者数(会員)
・購入者数(非会員)
・新規購入者数
・リピート購入者数
楽天クーポンやポイントアップ企画で店舗運営 まとめ
PR広告と比べ直接的な売上に繫がりやすい楽天ポイントやクーポンはお客様により身近に、沢山のライバル店舗が出店する楽天市場で自店舗や商品をアピールする手段としてかなり有効です!
ただし、企画があるごとにあれもこれも参加していては利益率もさがり、企画をしていない時の購買率が極端に下がる懸念も有ります。
『企画を打ち出す商品・タイミング・価値』がマッチングしたときに店舗の成長の力となります。
参加費0円企画であればもし売れなくても負担するコストは少なく済み、上記のような『価値』も獲得出来る機会になるので自店舗の運営方針に合った企画にを吟味して売上アップに繋げていきましょう。
最初は負担の少ない企画から参加ししてみて効果測定結果から参加方針を選択しするとGOOD!