仕入れサイトhomulaとは
登録無料の後払い/返品可能なリスクフリーオーダーサイト『homura』って実際どんな感じ?気になるオンライン仕入れサイト『homula』をバイヤーとして使ってみた感想。homulaの登録方法や利用方法を解説。
アパレルの仕入れと言えば展示会やオンライン仕入れサイトやメーカーからの営業と言った所でしょうか?コロナ禍により展示館になかなか足を運びにくくなった為、今までよりもかなり注目度が上がっているのが『オンライン仕入れサイト』。今回は数あるオンライン仕入れサイトより『homula』を掘り下げてご紹介していこうかと思います。
『homula』とは
『homula』は事業者向けの登録無料の後払い/返品可能なリスクフリーオーダーサイトです。バイヤーとサプライヤーが利用することができ、【バイヤー】=仕入れする人、【サプライヤー】=商品を出品する人となります。『homula』を利用するには法人または個人事業主に限り利用が可能となっています。
『homula』のコンセプト
- 返品可能
- 後払い
- 厳選ブランド
返品可能=各ブランドとの初回取引で購入した商品は最大100%返品可能
後払い=仕入れ費用は60日超の後払いでの支払いが可能
厳選ブランド=審査に通過した優良ブランドのみを取り揃え、バイヤーがサプライヤーを紹介し紹介ポイントが貰えるというhomula独自の特典も有ります。
homula利用条件 ※実績に応じて変わる可能性あり
- 60日後支払い与信枠:15万円
- 引取上限:直近60日間で上限50万円(下代、税抜き)
- 引取価格:仕入れ値の100%
『homula』利用開始まで
homulaは事業者向けのECサイトサービスの為、個人が営利目的で仕入れをすることが出来ないように初回アカウント登録時に審査があり、審査が通ったら登録メールアドレスにhomulaのアカウントIDとパスワードが送られてくるので、送られてきた情報を元に『homula』利用開始となります。
審査期間は翌日から数日かかります!
在庫リスクと資金面でのhomulaの利点
homulaでは60日超の後払い、各ブランドとの『初回取引』で仕入れた商品は返品が可能※2回目以降は不可。
初回について手元の資金を使うことなく仕入れを行い、売れ残った場合は返品することが可能。初めて取り扱うブランドは売れるか売れないかの不確定要素があるのでその在庫リスクをこのhomulaでは初回保証をしている。
仕入れた商品が全く売れなくても一部売れても、売れなかった商品の支払いは初回仕入れブランドについては仕入れから返品までの60日の支払い猶予期間を設けているということになります。
homulaの支払い方法と送料は
homulaの決済方法はクレジットカード決済により商品代金等を支払います。支払時期は事前に利用申請をし、利用限度枠内の金額で60日後チャージ払い、又は即時チャージ払いが可能です。
購入の申込みをブランド側が承諾した日から60日後に、クレジットカード会社に対して商品代金等を請求するのでそれまでの期間は仮売上といったところでしょうか。
支払いの遅延が生じた場合、支払期日の翌日から年率14.6%の遅延損害金の支払請求がされるのでご注意ください。
送料はhomula掲載の各ブランド毎に送料設定がされています。仕入れ下代が~以上送料無料というような感じで、特例として送料無料キャンペーン期間を設けているブランドもあります。
ブランド毎のhomula取引条件は
homula商品ページに下記項目の 許可・要相談・不可・ブランドコメント の記載があります。取引条件違反をした場合、取引NGとなる場合があるので取引条件は守りましょう。主な項目は以下の通りです。
- 仕入れ後にブランド画像を使った販促
- 仕入れ後に商品画像を使った販促
- オンラインモールでの販売
- 消費者へメーカーからの直送
- 仕入れ前の販売
- メーカーSNS等での仕入れた店舗の紹介
他社仕入れサイトとの違いはメーカーが保有するSNSでの紹介の意思表示の有無の記載ですね。
homulaの商品ラインナップは?
homulaではメンズ・レディースファッション、アクセサリー、生活雑貨、キッズ商品などの商材を掲載しています。
他の仕入れサイトと一味違うな。と感じた点は、homulaサイトそのものがもはやセレクトショップのような出で立ちのサイトの外観と、出店者店舗の商品のニッチさ。
雰囲気で言うと、渋谷原宿辺りではなくバリバリ働く20〜40代向け、代官山あたりを思わせるアイテムが並んでいます。
完全なコスト0では無い!homulaでの商品の引き取りについて
バイヤーが商品を返品する場合、不良品等を除く例えば売れなかったら返品の場合は商品の引取り1回毎に1100円の手数料がバイヤーのクレジットカードに請求されます。売れなかかったものを返品するときに0円で引き取りをしてくれるわけではなかったのでご注意ください。引き取り条件は・新品・未使用・納品時のパッケージ・タグが揃った状態。
また返送にかかる送料もバイヤー負担となります。
その他homulaの機能と制約
バイヤーとブランド側がメッセージ機能で連絡を取り合うことが可能です。
取引の利用限度枠を広げるために複数アカウントを作成することは禁止されています。
未成年が個人の判断で利用することは不可。また、6ヶ月以上の取引が無い場合は登録が取消しされます。※登録取り消しになっても、メルマガは届き続けます…(笑)
仕入れサイトhomulaってどんなサイト? まとめ
在庫リスクを抑えて仕入れができるhomulaですが、リスクを抑えるためのコストの負担は多少バイヤー側にかかること。
homula取扱商品のラインナップはセレクトショップ向けのミドルプライスからハイプライスまでの商品の為、アパレル販売経験の無い方がちょっと気軽にオシャレなアイテムやってみたい〜というノリだと上手に販売出来ないかもしれません。選りすぐりの商品を扱うhomulaだからこそその商品を仕入れたショップの販売力が試されますね!
まだまだ若い仕入れサイトなのでこれからの商品展開に期待とサービスの充実に注目ですね!リクスを抑えて仕入れができるhomulaのご紹介でした。